マッチング回路

マイクロウェーブ技術では、マッチング回路を作成する必要がしばしばあります。Qucsはこれを自動的に行います。以下が必要なステップです:

反射係数を計算するためにS−パラメータシミュレーションを実行する。

グラフを配置して、反射係数(すなわち、port 1ならS[1,1]、port 2ならS[2,2]など)を表示する。

グラフにマーカーをセットし、所望の周波数に合わせる。

マーカの上をマウスの右ボタンでクリックし、現れるメニューで"power matching"を選択する。

ダイアログ画面が現れるので値を調整、例えば基準インピーダンスを50オーム以外にすることができます。

"create"をクリックすろと、回路図のページに戻るので、マウスのカーソルを動かすことでマッチング回路を配置することができます。

マッチング回路の左側は入力で、右側は回路に接続されなくてはなりません。

もしマーカーが"Sopt"という変数を指せば、メニューは"noise matching"というオプションを表示します。"power matching"との違いは、複素共役の反射係数が取られるという事実です。それで、もしも変数が別の名前なら、ダイアログ画面で値を再度調整してノイズマッチングを選ぶこともできます。

マッチングのダイアログ画面は、メニュー(Tools->matching circuit)やショートカット(<CTRL-5>)から呼び出すことができます。しかし、そこではすべての値を手で入れ直さなくてはなりません。

2ポートのマッチング回路

もしもマーカのテキストの変数名がS-parameterなら、2ポート回路の入力と出力を同時にマッチングするオプションもあります。これは、上記のステップと全く同じように動作します。その結果は2つのL回路になります:一番左のノードは、port 1に接続し、一番右のノードはport 2に接続するためのものであり、真ん中の2つのノードは、2ポート回路を接続するものです。

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