CentOSに64bit版ALB/ALTAをインストールする方法

2012/06/15 19:17 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2013/04/15 6:54 に更新しました ]
注意: この記事は、64bitマシーンに、64bit版のALBをインストールする場合について書かれています。
 albサーバの起動は、ユーザanagixで行なってください。rootでは起動しないよう注意してください。

1。インストール準備
rootになって以下を実行する
yum install mysql mysql-server mysql-devel
yum install httpd
gccがインストールされていなければ
yum install gcc

yum install ImageMagick ploticus

/etc/init.d/mysqld start          ### mysqlサーバをスタート
/sbin/chkconfig mysqld on  ###  これで自動スタートになる

mkdir /usr/local/anagix_tools
chown anagix /usr/local/anagix_tools

2。mysqlの設定
ユーザanagixで実行する
a. mysql -u root でログイン
  create database alb_production;
      exit;
   名前はalb_productionでなくてもかまいませんが、後述のconfig/database.ymlと 話をあわせてください。
 b. alb_productionにデータを入れる
 ALBのデータベースをsqlに変換したもの(alb_production.sql)があるとします。
   (mysqlが動いているALBがあれば、以下で作成(データベースをコピー)できます。
  mysqldump -u root alb_production > alb_production.sql )
   以下を実行すればデータが入ります。
   mysql -u root -p alb_production < alb_production.sql

3。alb
ユーザanagixで以下を実行する
  tools.tgz を以下のようにAnagixのALBサーバ から適当な場所にダウンロードし、
/usr/localで展開する
 http://alb.anagix.com:8180/dist/x86_64/tools.tgz
  /usr/local/anagix_tools/bin をPATHに通す
(cshの場合: setenv PATH /usr/local/anagix_tools/bin:$PATH; rehash)

gem install mysql2 -v=0.2.10 --no-ri --no-rdoc

albの起動:
cd /usr/local/anagix_tools/alb
./alb -e production

http://localhost:3000/で、ALBにつながればOKです。

注意: メールを利用できるようシステムで設定されていない場合、
    環境変数 MAIL_NOT_WORKING=yes を設定してください

4。wineとLTspiceのインストール(ALBサーバでLTspiceを使わない場合不要j)
wineはCentOSには含まれていない(もしも yum install wineでは入ればOK)
RPMForgeから入るのかも知れないがx86_64のパッケージには無い。そもそもwine
の64bit版は無い(?)とどこかで読んだ記憶があるので、i686の方で
良かったのかも知れないが、
今回は以下の方法で wine-1.2.3をインストールした:
rootになって
rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-7.noarch.rpm
yum install wine

Note: wineは所詮64bitでは動かないようなので、RPMForgeの32bit版を入れれば良かったとおもわれる。ただし、RPFForgeの64bit版がほかの理由で欲しい場合、ややこしいことになりそうな気がする。また、32bit版のライブラリがいろいろとインストールされるのも鬱陶しいかも知れない。

Note2(2013.4.14): epelの最新版レポジトリは、rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
i386の方でも、x86_64の方でも、所詮、rpmに入るのは、epel-release-6-8.noarch.rpmなので、上記の32bit版/64bit版の懸念は
意味がなさそうだ。というのは大ウソで、wine の64bit版がいつのまにやらしっかり出来ていた。wine64が動けば、64bit版。
wine64で、LTspice (32bit)を入れると、Windowsの場合と同様、Program Files (x86) 以下にインストールされる。

【LTspiceのインストール】 ユーザanagixで実行する。
Linear TechnologyのサイトからLTspiceIV.exeをダウンロードし
wine LTspiceIV.exe
Note: wine を初めて実行する場合Gecko をインストールするか聞かれるが、入れなくて良い。

【LTspiceをALBサーバで動かすための設定】
a. vncserver を1番で動かしてください
   Note: CentOS 6.2 では、rootになって yum install tigervnc-server でインストールできます
b. ltsputil.exe (AnagixのALBサーバからダウンロードできます)をLTspice(scad3.exe)と
  同じ所に置き、chmod +x する

5。apache2サーバとの連携(ALBに3000番ポートにアクセスするので十分なら不要)
a./etc/htttpd/conf/httpd.conf(だったと思います)の設定
 - listen 80にする(そうなってました)
 - ファイルの最後に以下を追加する
---- ここから ------

ProxyPass / balancer://mycluster/
ProxyPassReverse / balancer://mycluster/
<Proxy balancer://mycluster/>
BalancerMember http://127.0.0.1:3000 loadfactor=20
# BalancerMember http://127.0.0.1:3001 loadfactor=20
Order deny,allow
allow from all
</proxy>
---- ここまで ----
モジュールなどはCentOSで標準的にインストールされているようで
特に対策は不要でした。
b. SELinuxの停止
ALBとapacheの連携では、apache(80番ポート)へのアクセスを
ALB(3000番ポートなど)に飛ばしてますが、SELinuxが有効だと
エラーになります。(/var/log/messagesに出ます。)
そこで以下の方法でSELinuxを無効にします:
# setenforce 0
とりあえずこれで動いてますが、この設定は一時的で、マシーンを
リブートするとSELinuxは有効に戻ってしまいます。ずっと無効に
するには、例えば以下のページを見て設定してください。
   http://rfs.jp/server/security/selinux01.html

rootで、/etc/init.d/apache2 start (そうでなければ /etc/init.d/httpd start)
ALBに http://localhost/ でアクセスできればOK

6。ALTAのインストール

以下はユーザanagixで実行してください。
a.Qt4をインストールする
  http://alb.anagix.com:8180/dist/x86_64/qt4.tgz をダウンロードし、/usr/local で展開する

b.qtbindings をインストールするために以下を実行する

  export PATH=/usr/local/anagix_tools/qt-4.8.0/bin:$PATH
      gem install qtbindings --no-ri --no-rdoc

c.以下をダウンロードし、/usr/localで展開する
    http://alb.anagix.com:8180/dist/x86_64/alta.tgz
    http://alb.anagix.com:8180/dist/x86_64/ade_express.tgz
    http://alb.anagix.com:8180/dist/x86_64/alb_lib.tgz

注意: ALBのアップデートをAdminタブから実行できるようにするために、

      ln -s /usr/local/anagix_tools /home/anagix/anagix_tools

          は必ず実施してください。(2012/8/9追記)


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