ニュース‎ > ‎

ALBの分散処理機能について電気学会電子回路研究会(6/10,11@札幌)で発表します

2010/05/21 1:42 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2010/05/23 16:41 に更新しました ]
「Web上のアナログ回路設計環境における分散処理による検証効率向上について」という講演題目で、6/10(木) 北海道大学100周年記念会館において15:25からのセッションで発表します。Trigence Semiconductorとの共著です。講演の趣旨は、以下の通りです:

電子回路の大規模化と複雑化により、回路シミュレーションを用いた設計検証は、ますます重要性を増し、設計コストと設計期間を増大させる要因となっている。本報告では、Web上で動作するアナログ回路設計環境において、分散処理技術を回路シミュレーションに適用することにより設計生産性を向上できることを示す。

 ALBにおいて、回路シミュレーションを多数のコンピュータを使って分散処理させ、設計の生産性を向上できることを確認しました。分散処理のインフラストラクチャとしてはSun社(現在は買収されOracle社)から無償で提供されているSGE(Sun Grid Engine)を採用しています。また多数のユーザが同時に使用するWebサーバにおいてSGEを利用するために独自の工夫をこらしています。
単にシミュレーションを分散処理するだけでは設計の生産性はあがりません。むしろ大量のデータを処理するために設計者の貴重な時間が費やされてしまいます。ALBでは、分散処理されたシミュレーション結果をデータ処理し、設計者のわかりやすい形にまとめることができます。そして他の設計者や顧客に共有可能なドキュメントとして提供することができます。
この分散処理機能を搭載したALBのリリースは2010年7月を予定しています。
Comments