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ALTAにグローバル最適化機能を組み込みました

2012/08/27 3:41 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2012/08/27 5:28 に更新しました ]
回路最適化プログラムとして、グローバル最適化機能を有するオープンソースのASCOを改変し、ALTA(Anagix Local Tools Assistant)に組み込みました。ALTAのユーザは、LTspiceで設計した回路(あるいはALBを使ってCadenceから変換した回路)をWindows上やLinux上で最適化することができます。

ASCO(A Spice Circuit Optimizer)は、K. U. Leuven大でPhDを取得したJoan Ramos氏が博士論文のために開発したアナログ回路の最適化を行うソフトウェアです2005GPL (Gnu Public License)に基づくソフトウェア(Open Source)として公開されました(http://asco.sourceforge.net/index.html)。 ASCOでは、シミュレータとして、商用のSpectre,Hspice ELDOの他、無料のLTspiceとオープンソースのQucsをサポートしています。局所最適解に陥ることなくグローバル最適解を求めるGenetic Algorithmの一種であるDE (Differential Evolution)アルゴリズムを採用しています。ASCOはコマンドベースのツールでGUI(Graphical User Interface)はありません。

ALTAと同じRubyスクリプトで目的関数(パフォーマンス)の計算をできるようにするため、ASCORubyにリンクしたRASCORuby powered ASCO)を開発しました。RASCOはGPLなので、GPLに基づくRASCOの公開 のページに公開します。RASCOはASCO同様コマンドベースですが、ALTAのGUIから使用することができます。ALTAは(株)アナジックスが著作権を有するソフトであり、フリーソフトではありません。ALB商品の一部として販売されています。

RASCOはすでにALTAのリリースに組み込まれていますが、正式サポートは10月末を予定しています。



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