お金をかけないでもアナログLSI回路設計はできます

高付加価値の少量多品種製品の開発は、良質な設計者をいかに活用できるかがポイントです。これまでは、半導体エキスパートが高価なEDAを使って少品種大量生産の製品設計をしてきました。これからは、多種多様な非半導体エキスパートがアイデアで勝負する時代へ変わろうとしています。その時に、EDAが、半導体設計に参入しようとする企業・個人の足かせとなってはならないと思います。
ALBに含まれる新機能ALTAを使えば、パーソナルなPCツールをLSI設計に使うことができます。個人が蓄積した設計資産を、Web(イントラネット)上の共有財産に変えることができます。

アナログ設計にもファイナライザは必要です

アナログ設計は時間との戦いです。自分と他の設計者のために設計文書を残したくても、そのための時間が無いのが現実でしょう。
アナログファイナライザは、既存のEDAツールを補完するもので、再利用のための文書作成とデータ管理を容易にします。㈱アナジックスのALB (Anagix Library Builder)をベースにし、AXオプションにより、Cadence Virtuosoで作成した回路、レイアウトデータを簡単に取り込み、検証シミュレーションを効率良く行い、設計文書を作成し、更にバーション管理をすることができます。変更履歴を記録できるのはALBの大きな特徴です。
アナログファイナライザは、高度なアナログ設計の再利用を容易にし、更に付加価値の高い設計を可能にします。

高価な専用CADでもなぜ設計ミスが減らないの?

それは、再利用に必要な設計資産のドキュメント化ができていないからです。
ALB(Anagix Library Builder)ならアナログ回路IPライブラリをWebブラウザ上で開発できます。以下でお悩みの個人、大学、企業の皆さん、ALBをどうぞ:
- 設計資産の有効利用、設計費用低減、アナログ設計者不足解消、設計ノウハウの蓄積、設計期間短縮

いままでのやりかたでrespinをなくせますか?

Anagixではユニークな方法でSPICEモデルの精度を改善します。詳細はこちら

統計的な回路設計手法

Anagixは、統計的な回路設計手法を広めます。
米国PDF Solutions社Circuit Surferの導入、技術サポートおよびPDK開発を含む付帯サービスについては代表取締役の森山にご相談ください。

ニュース

ALBでユーザによる機能拡張ができるようになりました

2012/02/06 7:23 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2012/02/06 17:24 に更新しました ]

自分たちが開発した回路設計のための機能(例えば回路最適化機能)をEDAツールに組み込むことは容易ではありません。従来からALBにはシミュレーションの環境設定をローカルマシーンにダウンロードし、ポストプロセスなどの開発を支援する機能があります。今回、これを拡張する形で、ユーザが、回路最適化のような独自機能を開発し、その機能をALBから呼び出す仕組みを開発しました。ユーザの知的財産をALBの上に蓄積し共有し再利用することが、回路データではなく設計知識のレベルで可能となりました。

3月29,30日に防衛大学校で開催される電気学会電子回路研究会において、法政大学と共同で「ALBユーザによる回路最適化プログラムの開発とALBへの組み込み」というタイトルでこのALBの機能拡張について、発表します。要旨は、以下の通りです。
「著者らの開発したALB(Anagix Library Builder)は、アナログLSIの回路設計を可能とするもので、小企業でも導入でき、大学との設計共通基盤となる。ALBの機能拡張は、ユーザレベルで可能であり、設計ノウハウを組み込み共有することができる。法政大学では、アナログ回路設計のための最適化手法を開発し、LSIの共同開発に活用した。」

EDSFairブース訪問御礼

2011/11/21 18:28 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/11/21 22:10 に更新しました ]

11/16-18パシフィコ横浜で開催されたEDSFairにおいて、ALB/ALTAをケイレックス・テクノロジー(株)/(株)Trigence Semiconductorsの共同ブースで紹介させていただきました。今回、添付のようなポスタを新規に作成しました。縮小したものを貼り付けますが、青のバックに赤のタイトルは
見えにくかったようで反省。ブースを訪問してくださった皆様、ありがとうございました。

EDSFair(11/16,17,18@パシフィコ横浜)で技術紹介します

2011/11/13 23:54 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/11/14 1:20 に更新しました ]

アナログICの開発を、数量は少ないのに開発費は高い、CADライセンスが高額という理由であきらめていせんか。また、アナログ回路設計は難しいと思い込んでませんか。

11/16,17,18にパシフィコ横浜で開催される、EDSFairでは、ケイレックス・テクノロジー(株)と(株)Trigence Semiconductorsの共同ブース(J-003)で、「パーソナルツール(LTspice)でローコストにアナログIC回路設計とIP共有を可能とするWebベースアナログ設計環境(ALB/ALTA)」を紹介します。

アナジックスは、ツールの提供だけではなく、ALB/ALTAを使ったアナログIC設計サポート、技術者教育にも取り組んでいきます。

半導体産業新聞(8/31号)にインタビュー記事が掲載された

2011/08/31 5:51 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/09/01 6:35 に更新しました ]

以下、要旨です(コピーは添付):

㈱アナジックス(神奈川県逗子市)は、Webブラウザから使用できる設計再利用に適したアナログ回路設計環境であるAnagix Library Builder(ALB)の開発・販売やアナログファイナライザのカスタムサポートなどを行っている。2011年度の見通しや中長期展望などについて同社代表取締役の森山誠二郎氏に聞いた。

 ――事業概要について。

 森山 創業前からアナログ回路設計はWebベースに移行すると考えていた。創業当初はPDKのドキュメント作成やSPICEモデルのコンサルティングを行っていたが、設計資産を共有し活用できるアナログ回路設計環境の開発がより重要と考えるようになった。設計資産を再利用する際に必須の設計文書の作成を容易化することに注力し、10年にWebブラウザから使用できるALBを開発した。

 これまでのIC設計は、少品種大量生産を前提に主に大手企業が行ってきた。ベンチャー企業が少量生産の高付加価値製品を設計しようにも、EDAが高額で資金的に困難だった。IC開発の裾野を広げるためにはEDAコストを下げる必要がある。現在、ALBと安価なPCベースの設計ツールを統合するためにALTAを開発している。今後、中小企業・大学向けに非常に低価格で販売していく。

 ――10年度の業績についてお聞かせください。

 森山 複数の大学のアナログ回路設計を行う研究室でALBが設計資産の蓄積に試用された。法政大学理工学部電気電子工学科の半導体システム工学研究室では、ALBをベースに設計を効率化するための研究に活用されている。

 企業では受託設計会社で回路設計にALBが適用され、設計コストの低減に寄与した。また、Cadence Virtuosoとの連携を図り、既存のEDAツールを補完し、再利用のための文書作成とデータ管理を容易化するソリューションとしてアナログファイナライザをALBベースで開発した。

 ――11年度の見通しは。

 森山 安価なPCベースの設計ツールでIC設計を可能とするALTAを投入し、IC設計ユーザーの裾野を広げたい。現在は一部の利用者にβ版で提供しているが、ALTAを含んだ新ALBを11年8月に正式リリースし、12年度までに30ライセンスの販売を目指す。ALTAがサポートするPCベースのツールは現在LTspiceのみだが、今後対象を増やしたい。また、ほかの設計ツールで作成された設計データを相互に利用でき、Cadence Virtuosoとも共存できるヘテロジニアスな設計環境に発展させていくつもりだ。

 さらに、ALBとALTAを活用した設計サポートを通じて、ユーザー自身でアナログICの設計ができるよう人材育成に協力したい。設計をALBで行い、設計報告をALB上に作成し、設計ノウハウを再利用可能な設計資産としてユーザーに提供していきたい。

 半導体ファブは安くなっており、設計やEDAコストが削減できれば国内でもIC設計は可能だ。ALTAや設計サポートを手がけることで、これまで高額なEDAコストが足枷となり、ICの設計ができなかったユーザーにもう一度IC設計に取り組んでもらいたい。

 ――中長期的展望を。

 森山 国内の大学では、高レベルなアナログ回路設計の研究開発が行われている。しかし、中小ベンチャーとの接点は少ないのではないか。大学とアナログ設計技術を必要としている中小企業の橋渡しをしたい。そのために設計の共通基盤としてALTAを含めてALBを提供したい。高付加価値製品の開発を行うベンチャー企業にALBを使っていただきたい。大学ではVDEC経由でCadenceなどEDAベンダーツールを自由に使える。その上、ALBを併用すると中小企業との共同開発が可能になり、企業からの依頼研究や新たな研究開発につながるのではないだろうか。

 さらに、ALBの上で設計の知識やノウハウとともに、実際の回路設計データに触れることができる実践的な教材を大学の先生方に作っていただき、電子ブックとして購読者に提供できないかと考えている。定期購読の仕組みが出来れば、著者と読者の間にパイプができる。大学は研究成果を活用でき、中小企業には開発力を存分に発揮できる設計環境を提供したい。  今後NPO設立も視野に入れ、実現を目指した方策を検討していく。多くの方々のご支援とご協力をいただきたいと考えている。

Mac OSX版ALB・ALTAを開発

2011/08/30 18:48 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/09/01 6:35 に更新しました ]

弊社のMac対応開発環境が整備でき、予定通りMac OS版の開発に成功しました。ALBのLinux版同様、LTspiceはWine(Windowsエミュレータ)上で動作します。(当然ですがWindowsと全く同じに操作でき快調です。)
従来ALBパーソナル版は、Windows上にLinux仮想環境を作成し、Linux版ALBをインストールしていました。Mac OS環境では、仮想環境のオーバヘッドがなく同一のマシーン上でALBとALTA(Anagix Local Tools Assistant)を動かすことができます。Mac OS版は個人使用に最適な環境ですが、もちろん企業・大学内のイントラサーバとしてもお使いいただけます。高価な印象だったMacですが、例えばMacMiniならi5搭載メモリーを8G積んでも5万円強で導入できます。Linuxアレルギの皆さんにもMacなら大丈夫では。
Mac版は当面OSX 10.7(Lion)64bit版のみをサポートする予定です。ご興味のある方はsales@anagix.comまで連絡ください。

ALTAに対応したALB v1.42をリリースします

2011/07/30 23:46 に 森山誠二郎 が投稿

エキスパートデザイナーズポータルサイト(www.expert-designers.org)からアクセスできるAnagixのALBサーバをALTAに対応させました。ALBおよびALTAの配布も近日中に開始します。

v1.42では、以下のような改良がおこなわれています:
  1. ALTAのサポート
    • Cadence ADEからALBへの変換
    • ALBからLTspiceを開く
    • LTspiceで作成した回路のALBへの読み込み
    • ALBからADEへの変換
    • ALBデータベースのbrowse機能
  2. ADE Expressの変更
    • Spectreネットリストに頼る方式から、回路図データベースを ALBに読み込む方式に変更した
  3. 履歴記録の参照の高速化
    • 履歴情報の管理をプロジェクトごとに分離した
  4. Model sectionの切り替えにparameterを使えるよう改良
  5. Firefox 5のサポート
  6. 管理者でない一般ユーザでもプロジェクトの作成/削除ができるようにした

企業プレゼンスライド:「パーソナルと共有を両立するアナログ回路設計統合システム」

2011/07/14 19:08 に 森山誠二郎 が投稿

7/14に新横浜で開催された「第34回新横浜ITクラスター交流会」において、「パーソナルと共有を両立するアナログ回路設計統合システム」 というタイトルで企業プレゼンをやらせていただきました。発表に使用したスライドを公開します。技術内容の詳細は、7/1に岡山で開催された電気学会電子回路研究会で発表しました。その内容をまとめたWhitePaperがありますので参照してください。

ALB(ALTA)のパンフレットを新調しました

2011/07/08 8:08 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/07/08 19:08 に更新しました ]

製品紹介に置きました。7/14のITクラスター交流会@新横浜で、配布する予定です。

「第34回新横浜ITクラスター交流会」(7/14@新横浜)で企業プレゼン決定

2011/07/04 1:31 に 森山誠二郎 が投稿

7/14に新横浜で開催される「第34回新横浜ITクラスター交流会」において、「パーソナルと共有を両立するアナログ回路設計統合システム」
というタイトルで企業プレゼンをやらせていただきます。
発表の概要: 弊社では、アナログ半導体集積回路の設計効率向上すると同時にEDAコストを低減するためにWebベースの回路設計環境ALB(Anagix Library Builder)を開発・販売しております。このたび、 ALBのWeb技術とPCベースのツールを統合するためにALTA(Anagix Local Tools Assistant)を開発しました。主にWindowsPC向けのパーソナルツールなど各種の回路設計ツールをALBに統合することにより、Webベースで設計情報や設計知識の共有を可能とします。また、異なる設計ツールで作成された設計データを相互に利用でき、しかも半導体回路設計で標準となっているCadenceVirtuosoとも共存できるヘテロジニアスな設計環境の提供をめざしています。

以下、事務局案内メールからの抜粋です。

○日時
 7月14日(木)
 第1部(講演会)16:00~18:00/第2部(意見交換会)
18:00~19:30
○場所
 横浜ラポール(横浜市港北区烏山町1752)
 http://www.yokohama-rf.jp/shisetsu/rapport/
○申込
 以下のアドレスからお申し込み下さい。
 第34回新横浜ITクラスター交流会 参加申込フォーム
https://www.supportyou.jp/cluster/form/2/
○参加費
  3,000円(学生:1,000円)(当日現金にて徴収、領収書発行)

<講演会プログラム>
(16:00~18:00)

1 基調講演
 <テーマ>
 「東日本大震災による影響と今後の半導体業界動向」
  株式会社 産業タイムズ社
   半導体産業新聞 編集部 稲葉 雅巳 様

 <サマリー>
 東日本大震災により、東北地方の工場の多くが被災、生産停止に追い込まれま
 した。当初はこうした生産停止が長期的な影響を及ぼすかと懸念されましたが、
 各社の懸命な復旧作業により、現在は一部を除きサプライチェーンは正常化し
 つつあります。震災を経て、電機および半導体業界はどう変わっていくのか。
 そして、今後の成長市場などにスポットを当て、将来を展望します。

2 企業プレゼンテーション(発表企業が決定しました)

 ○株式会社 アナジックス
 <テーマ>
 「パーソナルと共有を両立するアナログ回路設計統合システム」

岡山県立大学で開催された電子回路研究会でALTAについて発表した

2011/07/03 18:49 に 森山誠二郎 が投稿   [ 2011/07/24 20:01 に更新しました ]

「設計資産を共有するアナログ設計環境へのパーソナル設計ツールの統合」というタイトルで発表しました。発表に使用したスライドを公開します。従来のALBではできなかった回路図の編集をLTspiceを使ってできるようになります。参加いただいた大学関係者から学生の教育にMacで動作するフリーのMacSpiceを使っているので、Macをサポートできないかという質問がありました。また工業高校にまでユーザの対象を広げてはとのコメントをいただきました。Macサポートについては、すぐというわけには行きませんが、この機会に優先度をあげて取り組みたいと思います。Webで少し調べてみたところ、LTspiceはMacOS上でも動かすことができるようです。ALTAはQtを使って開発しているのでWin,Linuxと同じGUIをMacでも提供できます。

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