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トラ技3月号でScilab/XcosとQucs, Xyceを.紹介しました

2015/02/19 7:12 に 森山誠二郎 が投稿
CQ出版のトランジスタ技術3月号の特集「電子回路用無制限フリーウェア徹底調査」に弊社代表取締役が、システムシミュレータScilab/Xcos、LTspice同等の機能を提供する回路シミュレータQucs, およびSpice互換の新回路シミュレータXyceを紹介しました。いずれも使用に制約のないオープンソースツールです。Scilab/Xcosについては半導体集積回路設計のプロであるゴーストライターのI氏が書き下ろしました。
 LTspiceは無料ツールですが、オープンソースではありません。使用上の制約もあります。近い将来、IC設計がプリント基板がそうなったように、「民主化」されることを念頭において、特徴のある有望なオープンソースのツールとしてQUCSとXYCEを紹介しました。
 LTspiceはボードレベルの設計検証に用いる読者が大半でしょう。しかし、普通に使っているだけではわからないかも知れませんが、LTspiceは、もともとIC設計用にUC Berkeley大学で開発されたSPICE3の機能を引き継いでおり、IC自体の設計に利用できます。MOS素子には、標準的に使用されるSPICEモデルであるBSIM3,BSIM4のほか、広島大学で開発されたHiSIM-HVもサポートされています。またバイポーラ素子に対しても、基本的なGummel - Poonモデルのほかそれを拡張したVBICモデルや最新のHiCUMもサポートされています。
 弊社では、Spectre用の回路図とSPICEモデルをLTspice用に変換するツールの販売とサポートを行っています。同様の変換をQUCSに対しても開発中であり、SpectreネットリストのXYCEへの変換も行っております。最新情報は、sales@anagix.comにお問い合わせください。(株)アナジックスは、日本EDAベンチャー連絡会(JEVeC)のメンバーであり、フリーソフトやオープンソースソフトを積極的に活用し、EDAのローコスト化を推進しています。専門家のアナログ設計を支援する一方、オープン化により半導体設計の民主化を追求します。開発には主に日本発のRuby言語を用い、少数精鋭で開発しています。
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