Post date: 2009/12/20 13:12:59
ALBはrootではなく、一般のユーザのアカウント(anagix)でインストールしますので、ALB用ユーザアカウント(anagix)を準備します
ltspiceをlinuxマシーンで実行するために、windowsエミュレータのwineをroot権限でインストールする必要があります
RHEL4の場合、以下のWebページが参考になります:
RHEL5の場合は、yum install できるようです
ubuntuの場合、Wine HQのダウンロードサイトの設定でインストールできます
ltspiceはwine環境にインストールできます
ltspiceのインストールはALBユーザアカウントでおこないます
ltspiceは以下からダウンロードします
http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/ltspice.jsp
firefoxでダウンロードした場合、wineプログラムで開くように選択すると
LTspiceのインストールフォームが出るので、契約文書をacceptし
Install Nowを実行します
LTspice IV has been successfully installedとでればOKです
~/.wine/drive_c/Program Files/LTC/LTspiceIV/ にインストールされています
インストールディレクトリを変えるとALBからLTspiceを起動できないので注意してください
ltsputilのインストール
ltsputilはltspiceの出力バイナリファイルを読み出すプログラムです。
expert-designersポータルサイト(2012年6月現在運用停止しております。)
にltsputil_2_94.zipがありますのでダウンロードし
上記ltspiceのインストールディレクトリ(~/.wine/drive_c/Program Files/LTC/LTspiceIV/)
に展開してください
expert-designersポータルサイトのコミュニティ->Anagixにあるキャビネットの中です
YahooのLTspiceのユーザグループのメンバーになってそこから取る事もできます
ltsputil.exe をコピーした場合、実行パーミッションを設定するため以下を実行しましょう
chmod +x ltsputil.exe
注意: zipファイルをunzipした場合も実行パーミッションを付ける必要があります
ltspiceはモデル参照が解決しない場合、エラーメッセージがXウィンドウにポップアップ
する仕様になっているので、Xウィンドウを確保するためにvncserverを使います
RHELへのインストールは以下のWebページが参考になります
CentOS4.8のデスクトップ版にはvncserverが入ってましたが、以下の設定が
必要でした
mkdir /usr/X11R6/lib/X11/xserver
ln -s /etc/X11/xserver/SecurityPolicy /usr/X11R6/lib/X11/xserver/SecurityPolicy
ALBのアカウントでvncserverを起動します
localhost:1 でvncviewerに接続できることを確認してください
Firewallでportが閉じている場合、RHEL/CentOSでは以下のように変更します:
/etc/sysconfig/iptablesに以下の記述を加える(:1, :2に対応、あとは適宜追加)
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 5901 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 5902 -j ACCEPT
/etc/init.d/iptables restart