Qt assistantの配布

Post date: 2013/11/14 12:23:09

【Windows版】

Qt assistantを ALTAのオンラインHelpに使うために、Windows版Qtを切り出す必要があった。

1。Qtは、Qt libraries 4.8.5 for Windows (minGW 4.4, 317 MB) をダウンロードした。

(注意: qt-opensource-windows-x86-mingw482-4.8.6-1.exe に変更する必要 2014-10-20)

インストールには mingwが必要だが、gcc44でなくてはならないため、MinGW-gcc440_1.zipをgoogleして入れた。

参考: https://bugreports.qt-project.org/browse/QTBUG-26137

4.8.6のインストーラにgcc4.8.2、 MinGW-w64 - for 32 and 64 bit Windows をいれるよう指示あり。

2。qtbindingsにたいていの dllは入っているので、assistant.exeだけをコピーすれば assistantは起動する

(つまり、assistantを使うだけなら、Qtを入れる必要はない)

ただし、Qt/4.8.5/plubins/sqldriversにある、qsqlite4.dllを sqldriversディレクトリごとaltaを起動するassistant.exe

と同じディレクトリにコピーする必要があった。

参考: http://stackoverflow.com/questions/6326274/how-to-deliver-sqlite-driver-to-the-end-user

2015.11.24追記

qtbindingsのバージョンアップにより、状況が違ってるのかも知れないが、qtbindings-4.8.6.2では、assistant.exeの

ほかに、QtHelp4.dll, QtWebKit4.dll, QtCLucene4.dllの3つのファイルをコピーする必要があった。

【Linux版】

注意: Qtをソースからgmakeする際にconfigure --no-webkitして assistantを作成するとブラウザに日本語表示ができない

CentOS 6.4(32bit)のコンパイルでは、yum install fontconf-devel が必要だった。freetype-develは一緒にインストールされる。これらがないと、configureしたときに、Fontconfig supportがNoになり、日本語表示が出ない。

また、ALBをインストールする際にインストールされる libXrender-devel がないと、./configure で、Webkit moduleがYesにならない。

2016.3.19 追記

centos でQtをインストールする場合は、yum install qt-assistant により

/usr/bin/assistant-qt4 が入る。

しかし、vlgothincのtrue typeフォントが入っているにも関わらず、日本語フォントが正しくでない。

やむなく CentOS7の場合、CentOS6で使っている /usr/local/anagix_tools/qt-4/bin/assistant と、

/usr/lib64/libpng12.so.0 を /lib64にコピーした。