評価と再設計のためのフレームワーク検討と Jupyter Notebook利用容易化

Post date: 2019/03/09 20:10:00

ミニマルEDAでは、知識を共有し再利用しやすくするためにJupyter Notebookを活用します。Jupyter NotebookはWeb上でプログラムを開発をでき、それをそのままドキュメントにできるという優れものです。この技術をWhite Paper(ミニマルEDAではJupyter Notebookを使って 設計しながら文書を作成できる)で紹介したように回路設計に適用しました。今回、適用範囲を広げプロセスの変更が回路特性に及ぼす影響の解析などを行う際に、Jupyter Notebookを適用するための検討を行いました。具体的には、プロセス条件のような外部変数をSPICEモデルパラメータに変換する変換器(Model Activatorと呼んでます)をALTA上に開発し、Jupyter Notebookから利用できるようにしました。詳細は、pdfファイルをご覧ください。ミニマルファブを使った開発で重要となる評価と再設計の場面で活躍すると期待しています。このWhite Paperでは、Jupyter Notebookの利用容易化についても説明します。