オープンソースシリコンの”お手本”の講演スライドを公開します でも紹介したように、Camenzindさんの”Designing Analog Chips”に記載されたアナログIP回路を、オープンハードウェアシリコンとして公開し、流通・再利用することを目論んでいます。この本は、http://www.designinganalogchips.comに無料で公開されていますが、数式の多い教科書と違って、0.18umから0.6um程度のプロセスを対象として、MOSトランジスタのL/Wを記載した回路図を多数掲載しています。アナログ設計は奥が深く、このままお手本として流用することは難しいですが、お手本の出発点にはできると考えました。ボランティアが日本語訳を作成しましたが、原著者は2012年にお亡くなりになっていて版権をクリアにすることはできません。そこで、”翻訳は私的利用のためのものであり、不特定多数に公開することを禁止する”という条件で、以下のフォームから申請があった方に、URLをお知らせして私的利用に役立てていただくことにしました。