回路を作成し登録するまでのフローを右図に示します。
ログインとプロジェクトの選択
ログイン後の最初の画面(HOMEとよびます)では、自分のプロジェクト、analog researchとsampleプロジェクトなどの中から1つを選択することができます。
ライブラリと回路(セル)の作成
登録する回路は、まず自分のプロジェクトに作成します。そのためにライブラリを作成し、その中に回路(セル)を作成します。
セルの中でほかのセルを参照している場合、参照先のセルでmark cellコマンドを実行し、参照する側で、reference cellコマンドを実行します。
セルのネットリストは、シミュレータの種類により異なるのでシミュレータごとに別々に作成します(cell implementationとよびます)。
動作確認
シミュレーションをするためには、インスタンスとテストベンチを作成します。
回路(セル)のタイプ(cell type)がすでにALBに用意されている場合、インスタンスを作成すると共有テストベンチが自動的に割り当てられます。そうでない場合、インスタンスごとに専用テストベンチを作成します。
テストベンチには、制御カード、ネットリストとポストプロセスを別々に記述します。制御カード、ネットリストはシミュレータによってことなります。ポストプロセスは、Ruby言語で記述することができます。詳細は、ALBユーザガイドを参照してください。
ライブラリのエキスポート
ライブラリをエキスポートすると、事務局にメールで連絡が行き、事務局は直接、あるいは、編集権限のある参加者にお願いして、analog researchプロジェクトにエキスポートされたライブラリを登録します。
エキスポートした回路の中で使用されているモデルライブラリもanalog researchプロジェクトに登録されます。