アナログIPをオープンハードウェアとして公開

Posted at 2021/3/7 00:30:30

高付加価値の少量多品種LSIを開発する際、基本的な回路がオープンハードウェアとして公開されていれば、それらを利用することにより、より付加価値の高い開発にリソースを集中できます。明治大学の学生さんに協力していただいて、オープンソースEDAを使ったローコストな設計環境を使用して、AB級アンプ、サーマルシャットダウン回路、バンドギャップ電源、オペアンプなどの回路・レイアウトIPを開発しました。オープンハードウェアとして公開する上での工夫や課題について述べます。また、LSI設計のニーズのある人は、誰でも開発に取り組むことができることを示します。