Cadence ADEとの併用がますます便利に

Post date: 2013/06/29 0:37:59

近々にリリースを予定しているALB 1.5では、Cadence ADE(IC5141およびIC615)で設計した回路データを取り込む際の手間が削減されるので、設計資産を効率よく活用することができます。今回の改良により、ADEで指定した出力ノードや素子電流の指定がALB用に変換されるようになります。またADEのカリキュレータで作成した式を、ALBのポストプロセスでそのまま使用することができます。

ALBを使えばSpectreをWebブラウザーから実行できるだけでなく、ALB上でSpectre用のモデルとネットリストを、LTspice用に変換し、大量の検証シミュレーションや設計最適化をALTA(LTspice)で実行することができます。今回のリリースには、その他、SPICEネット比較プログラムと素子数カウントプログラムが含まれる予定です。