LTspiceでデジタル回路のバスを扱うためにbus tapの自動挿入を行います

Post date: 2012/11/05 8:06:24

大規模なアナデジ混載回路では、バス(bus)が多用されます。LTspiceでは例えばZ[40:0]のような記法で、40 bitのバスを表現します。Cadence ADEの場合、バスは、Z<40:0>のように表記されますが、ADEで作成された回路をLTspiceに変換する場合、バスの記法を変換するだけでは不十分です。LTspiceでは、バスを単一のノード(例えばZ[40])に接続するとネットリストを作成した時にエラーが発生します。これを回避するには、接続箇所にbus tapというシンボルを挿入する必要があります。今回、ALBを改良し、

v1.47n以降ではbus tapが自動挿入されるようになりました。