ミニマルEDAではJupyter Notebookを使って 設計しながら文書を作成できる

Post date: 2018/11/14 14:56:15

アナログやミックスシグナル回路の設計は、専用のシステム(Cadence社のVirtuosoなど)上で開発し、設計ドキュメントは、Microsoft Officeなどを使って作成するのが一般的でしょう。しかしこれは、開発者にとって負担の多い作業です。たいてい文書作成は後回しになり、忙しいと省略されます。これは、設計IPの流通を妨げる要因の1つとなります。電子回路研究会(2018年10月@筑波大)での「ミニマルEDAにおいて設計作業と文書作成を融合する試み」を、WhitePaperにしました。この提案では、JupyterNotebookを採用し、その上に対話的な設計環境を構築することで設計作業を行いながら、同時に設計ドキュメントの作成を可能とします。