オープンソースEDAを使ったミニマルファブでのIP共有の検討

Posted at 2020/8/20 21:22:00

10/8,9にオンラインで開催される電子回路研究会

https://workshop.iee.or.jp/sbtk/cgi-bin/sbtk-showprogram.cgi?workshopid=SBW00006DC4

で、「オープンソースEDAを使ったミニマルファブでのIP共有の検討」というタイトルで発表します。ミニマルEDAではLTspiceを回路設計に使用していますが、オープンソースのQucs-S、Eeschema、 Xschemのどれでも使え、データを相互に交換可能な回路設計環境を立ち上げています。レイアウトにはオープンソースのKLayoutを採用し、IPをオープンハードウェアとして流通可能にします。回路設計のドキュメント作成には、JupyterNotebookを使用しますが、横河さんのミニマルファブで利用できるPMOSプロセスを使った回路設計の実例を示す予定です。

10/8の発表は私がトップバッターで、それに続いて横河さんから「ミニマルファブでのリングオシレータ試作結果報告」の発表があります。ミニマルファブを実際に運用している方からの発表ですので、私の発表よりご期待ください。学会の聴講は無料で幹事にメール連絡するだけで参加できます。わからなければお問い合わせください。